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2018.12.01

自律神経失調症・更年期障害

自律神経は私たちが肉体的・精神的に健康な生活を送るうえで欠かせないものですが、そこで何らかの不具合が生じると、様々なお悩みや不調があらわれます。

倦怠感や不眠、冷え、のぼせ、息苦しさに加え、慢性的な肩こりや腰痛、頭痛、便秘、肌荒れなどの不調がよく知られています。また、イライラ感や気分の落ち込みなど、精神面に大きなダメージを与えることもあり、うつ状態に近い患者様もよくみられます。

自律神経の不調は精神疾患・婦人科系疾患の原因にもなりますので、いずれも早めの対処が必要です。

自律神経とは?

私たちの神経は体性神経と自律神経によって成り立っています。手足などを自分の意志で動かすときに使う体性神経に対し、自分の意思とは関係なく機能するものが自律神経で、呼吸や消化、排せつ、心臓、胃、腸から婦人科系などすべての内蔵の働き、血流循環、体温調節、睡眠、ホルモン分泌、免疫など人間の体が正常に機能するためのすべてをコントロールする役割があります。

自律神経には、活発的な行動をサポートする交感神経(体を緊張させる神経)とリラックスを促す副交感神経(体を回復させる神経)の2種類があり互いの神経がバランスよく正常に機能することで私たちの健康が守られるのですが、ここで交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、自律神経の不調が様々なかたちとしてあらわれます。

自律神経は日常生活で強いストレスを受けていたり、生活のリズムが崩れていたりすることで乱れるといわれています。現代はストレス社会ですから余計に自律神経が乱れやすい環境になってきています。自律神経は日常生活で強いストレスを受けていたり、生活のリズムが崩れていたりすることで乱れるといわれています。現代はストレス社会ですから余計に自律神経が乱れやすい環境になってきています。

しかし、それだけはなく、骨格の歪みによっても自律神経は乱れてしまうのです。自律神経の中枢は脳(間脳)にあります。自律神経は脳から出て首から骨盤(仙骨)まで脊柱の中を通り各背骨の間から出て全身につながっています。骨盤の中心の仙骨からも自律神経(副交感神経)が出ています。

そのため日常的に脊柱、骨盤など歪みがあると自律神経も乱れてしまうのです。

■更年期障害による自律神経の乱れ

更年期障害もホルモン分泌が急激に減少することで、自律神経が乱れることにより発症します。歪みがある人は自律神経が乱れやすいのでより不調が現れやすい傾向があります。更年期と呼ばれる45歳〜55歳の方に多い症状なので、心当たりのある方は、早めに「MBIstyle目黒」までご相談ください。実際に、その年代の患者様からのご相談が多くなっています。それと同時に、「症状が軽減した!良くなった!」というお喜びの声を頂いているのが多い症状でもありますので、ご安心ください。

また、30代後半くらいからシワ、シミ、たるみなどのお悩みも多くなってきますが、交感神経過剰優位になると抹消血流も悪くなるためより老化も促進させてしまいますので、体調面だけでなく美容面からも自律神経のケアは必要です。

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